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2019年12月6日金曜日
職員の障害(めちゃ個人情報)を言い訳に持ち出す首相・官房長官
「桜を見る会」の正体者名簿は、宮本徹議員が資料請求したタイ
ミングでシュレッダーで破棄されました。
隠ぺいしたと捉えるしかないわけですが、この経緯についての説明
で、菅官房長官に続き、安倍首相も「担当したのが障害者雇用の短時
間勤務職員だった」ことを持ち出しました。
● 障害者職員へ責任転嫁…
桜名簿破棄の安倍答弁に批判殺到 (日刊ゲンダイ)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265782
● 安倍首相、名簿のシュレッダー処理
「担当は障害者雇用の職員」と答弁 批判相次ぐ (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191203/k00/00m/010/243000c
もう一度引用すると、
「大型シュレッダーの予約を4月22日に行い、その際、シュレッダ
ーの空き状況や、担当である障害者雇用の短時間勤務職員の勤務時間
等との調整を行った結果、使用予定日が(野党議員が資料要求した)
5月9日となった」
わざわざ「障害者」を持ち出すセンスを疑います。
官庁が障害者雇用を水増ししていた問題(いうまでもなく首相は
行政の長)ともあわせ、この首相と政権の障害者への差別的な姿勢
があらわで醜悪です。
それに…個人情報ですよね、これ。
「桜を見る会」に招待されたかどうかを「個人情報だから」と
いって何がなんでも提出を拒む一方で、職員の障害の有無はカン
タンに、言い訳として出す、という。
ロイターなど海外メディアも広く報じており、この首相(政権)
の人権感覚の欠落ぶりはよりいっそう知れ渡ることになりました。
「美しい国」という言葉が、虚しいですね。
国際的にも軽蔑されること間違いありません。
その政権を、これ以上あなたは支持しますか?延命させますか?
という問いが、一人ひとりに突きつけられているのです。