2019年12月10日火曜日

まだ権力のご機嫌取りに必死な記者さんもいるのですね(-_-)


 …まだこんな記事を書く記者さんもいます、という紹介。


● 【政論】「桜一色」国会、野党も政府も猛省せよ (産経)
https://www.sankei.com/politics/news/191207/plt1912070012-n1.html



<一部抜粋>
 ホテル幹部によると価格は「相談に応じる」という。ホテルで

政治資金パーティーなどの会合を開く国会議員なら百も承知だろう。
安倍事務所は規正法に抵触しないことを確認したうえで処理しており、
違反を問うことは難しい。
(略)この問題の根本には、首相に近い招待者が多く、人数も経費も
増えていったことに対する不公平感がある。 

* * *


 タイトルはどっちもどっち論にして、記事の中で猛烈に問題を矮小
化させている記事です。
 前夜祭の領収書の問題は?
 「桜を見る会」への身内・後援会、果ては反社会的勢力やジャパン
ライフを招待したことは?
 名簿を破棄したことは?

 問題の本質は「不公平感」なんかじゃない。
 国民の税金を接待・買収に使った「私物化」です。どこか非文明的
な独裁国家の話かのようなことが、現実に、日本で起きている、と
いうことです。


 国民の知る権利に応える気などまったくなく、ただただ権力のご機嫌
取りに終始しているこの記者さんは、哀れ。
こんな記事を書くために記者を夢みたわけではないでしょうに。 
 主権者の目となり耳となり、民主主義の歯車を正常にまわすために、
勇気をもって権力を監視してください。
 その矜持を旨に奮闘する記者さんには心から敬意とエールを送ります。