2019年12月18日水曜日

恥ずべき就活セクハラ 穴だらけの政府方針を変えさせなければ(パブコメ20日まで!)


 信じがたい(でも就活経験者にとっては当たり前なのかもしれない)
実例に、目を疑います。。。


● <働き方改革の死角>政府のハラスメント対策指針 
              就活生も義務化を 緊急座談会 (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201912/CK2019121502000124.html


● 就活セクハラ 決別を (東京)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201912/CK2019121502000123.html 
 

<抜粋>

 若者は教育の場では男女平等と教えられ、それが当たり前と思って
育っている。だが、就活という実社会の入り口に立った途端、それが
建前に過ぎなかったことを思い知らされる。
 「将来、結婚するつもりは」「付き合っている人は」と聞かれる。
 企業は採用してもすぐに結婚してやめられたり休まれたりするのは
困る。女性をふるいに掛けようとする不躾(ぶしつけ)な質問に学生
らはあからさまな女性差別と、仕事と家庭を両立できない将来を思い、
傷つく。
 OB訪問すれば、ホテルや自宅に誘われる。内定を取ろうと必死の
学生が深刻なセクハラ被害に遭い、大手企業の社員が逮捕された刑事
事件も相次ぐ。
 座談会にもあるように女性の権利を自覚する人ほど屈辱的な体験に
無力だったことに自信喪失する。ある者は就職を断念、多くの若者が
トラウマを抱えたまま「どうせ会社はこんなもんだ」と、あきらめと
ともに社会人生活をスタートさせる。


<抜粋終わり>


 就活生と採用側という圧倒的な力の差を利用した恥ずべきセクハラ。
「女性にはそういうこと言っても(力関係を利用した性的関係を要求
しても)いい」という女性蔑視の意識が根深いからこそ起きる性暴力
です。

 撲滅させなければなりません。


 企業に何の防止対策も義務付けない現在の政府指針は無力で、
むしろセクハラを温存させる意図すら感じます。
「政府は最初から破らせる気満々じゃんって思います」という記事中
の指摘は正しいですね。


 政府の指針は甘すぎる、もっと実効的なものに変えるべきだ、という
声を、パブコメに寄せませんか?20日までです。
 ぜひ手短でいいので、書きましょう!
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495190289&Mode=0