2019年12月27日金曜日

泉首相補佐官が民間業者に便宜供与 高江ヘリパッドをめぐる醜悪な「政治の私物化」】



 政府が強行に建設した沖縄・高江の米軍ヘリパッド。
 和泉洋人首相補佐官(菅官房長官の側近)が、建設への助力を
電源開発(Jパワー)に求め、見返りに「海外案件は何でも協力
します」と持ち掛けた一連のやりとりが書かれた、Jパワーの
内部メモがスクープされました。。。


● 首相補佐官、米軍ヘリパッド建設で便宜打診か
 「海外案件は何でも協力」内部メモを本紙が入手【メモ全文あり】
                      (沖縄タイムス+プラス)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/514596?fbclid=IwAR1E01mYwl74Qe067BFzAQKnWxg1rs7JsE8lFAwxFa4GltfudWs7KwdmZSc




「あと3か月で完成させるには、JPから建屋、水、燃料タンク等
の協力を得たい。」

「国が米国との関係の中で急いでいる事業、と受け止めて、協力して
欲しい。中立とか言うのは勘弁して下さい。」

「海外案件は何でも協力しますから。」


 ど、どこが「県民の思いに寄り添う」……orz

 首相や大臣が繰り返したこの言葉、虚しすぎて、むしろ嫌がらせの
ように響きます。
 水面下では「なにがなんでも建設ありき。県民の反対など無視」と
言わんばかりに、民間業者に便宜供与するという醜悪な実態が明らか
になりました。
 徹底的に民主主義を壊す政治です。


 沖縄の話は自分には無関係、ではありません。
 今後、自分の地元に米軍施設や自衛隊基地など軍事設備、核処理施設
などが立てられそうになった時、かならず、今の政府は同じことをする
からです。
 これとまったく同じことを、いくらでも、どこででも、繰り返すで
しょう。
 これが現政権の「地方自治/地元の意思など、どうでもいい」という
一貫した態度なのですから。
 
 自分の地元にそんな計画が持ち出されてからでは、手遅れなのです。
 沖縄差別を終わらせるだけでなく、こうした手法を終わらせるため、
この醜悪な行政を終わらせるために、声をあげましょう。

 自分のできることはなにか、模索する。投書?メール?FAX?
なんでもいいのです、自分でもできる、その「微力」の積み重ねが
政治を変えます。