2013年4月11日木曜日

名古屋で街宣を行いました☆

 今日のお昼、名古屋の当会会員が栄の街頭で宣伝をしてきました☆

こんな紙を置いて。
ちなみに、赤い布?の上にあるのが、当会のパンフレットです。

 立ち止まって聴いてくださった市民の方から、

「憲法について、あまり考えたことはない」
憲法って政治の話なんでしょうか?」
「憲法ってどういうものなんでしょうか」

という疑問を投げかけられました。

こういう疑問を持っている方にこそ、憲法ってどういうものなのか、知ってほしいです!


名古屋だけでなく、全国で当会の若手弁護士がいろいろなところに出かけます。
是非、足を止めて聴いてください。



ちなみに、写真の紙に「こんなのは「憲法」ではない!と言いたい。」
なんて書いてしまいましたが…
なぜ自民党憲法草案が「憲法」ではないのか。

日本維新の会の橋下共同代表のこんな発言があったそうです。

「憲法というのは権力の乱用を防ぐもの、国家権力を縛るもの、国民の権利を権力から守るものだ。」
(4月11日付朝日新聞「天声人語」より)

しかし、そうなっていないのが自民党憲法草案です。
一昨日の記事でも紹介しましたが、自民党憲法草案では、「総議員の過半数」の賛成があれば、憲法改正について国民投票をすることができる、としています。
憲法に縛られていなくてはならない権力が、憲法の縛りを緩めるための発議をしやすくなってしまうのです。
自分を縛る鎖を自分で緩めることができるなら、そこから逃れるのも簡単になってしまいますね。

「憲法」の重りを、王様が自分で軽くすることができてしまったら?


これでは、「権力の乱用を防ぐもの、国家権力を縛るもの、国民の権利を権力から守るもの」である憲法の意味がありません。

“どんなに権力を持っていても、してはいけないことがある”
このことを明らかにする点に、憲法の意味があります。
「憲法ってどういうものなんでしょうか?」という問いに一言で答えるとしたら、
そう答えるでしょう。

一人でも多くの方に、憲法ってどういうものなのか、知ってほしい!