2013年4月19日金曜日

憲法96条改正論 今なぜ?-改憲派も強く批判(朝日新聞記事)

 本日の朝日新聞で憲法96条改正についての特集記事が掲載されています。

 96条改正(憲法改正の発議を衆参両院で総議員の「3分の2の賛成」から「過半数の賛成」に要件を緩和)に積極的なのは自民党と日本維新の会。日本維新の会の橋本徹共同代表は96条先行改正論を主張する理由について、「『時間戦略』です。憲法改正の論議は4年や5年はかかるが、今の議院内閣制と二院制で改憲に必要な3分の2をそう継続できるもんじゃない。」

 この96条先行改正論に対して、改憲派で知られる小林節・慶応義塾大教授(憲法)は、「正面から入れないから、裏口入学をさせてというようなもの。」と手厳しく批判。「憲法は権力者を縛り、国の土台だ。権力者が軽視できないよう、わざと改正しにくくしてある。権力者がハードルを下げるのは憲法の本質の否定だ。」

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http://www.asahi.com/politics/update/0419/OSK201304190050.html