2013年4月28日日曜日

ある憲法学者の懸念

自民党改憲草案って,このブログでも書いているように,いろんな観点からほんとにいろいろと突っ込みどころがあるものです。

この自民党改憲草案については,いろいろと見方があって,「自民党が野党自体に好き勝手つくったものだから」とか,「本気でここまでの内容の改正をするつもりまではないのだろう」とか言われることがあります。
(好き勝手作ったものだからこそ,自民党の意図がわかりやすいと言われることもあります。)

ただ,先日ある憲法学者の講演を聞きにいったときに,
『自民党改憲草案っていうのは,ほんとうに問題が多いと思う。だけど,例えば政権を握った与党として自民党が一番新しい自民党改憲草案ほどは変えていない案を出してきたら,
国民は「ああ,これなら前よりはいいし,大丈夫だよね」
って問題点を直視しないまま思ってしまわないか心配』
というようなことを言っておられました。

うーん,確かに伝え方によってはそのようにとらえられることがあるかもしれないなあと思いました。

私たちは,自民党改憲草案の内容やその怖さを伝えるとともに,憲法の役割とか意義をわかりやすく伝えていかなければならない,あらためてそう思いました。

最近,憲法改正について特に96条改正に関する報道なんかをよく目にします。
憲法についてよくわからないなりに関心を持っている人もいるはずだから,今こそ憲法の価値とか意義とかを伝えていけるチャンスなのではないかと思っています。