2021年5月20日木曜日

リコール運動での署名偽造 責任者は責任をとるためにいます

 

 愛知県の大村秀章知事のリコール運動で、大量の署名が偽造

された事件。

 「愛知100万人リコールの会」事務局長の田中孝博氏が地方自治法

違反の被疑事実で逮捕された、との報道です。


● 愛知知事リコール 署名偽造の疑いで田中孝博事務局長を逮捕 (毎日)https://news.yahoo.co.jp/articles/8139e30f9d659402a0fc9fc8f87174be9093ebda



● 高須院長の女性秘書が大量の署名に指印押す不正に関与か 高須院長「何百人もいたそうでその中の1人です」 (東海テレビ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e42aa69a5a9a8cc167788f9ad765eed1b34e3ec



 記事によると、提出された43万5334人分の署名は、なんと

83%が無効と判断されたそうです。

「筆跡の重複が疑われる署名が90%、選挙人名簿に登録のない署名

が48%あったほか、すでに亡くなっている人物の署名が約8000

人分あった。また署名全体の4分の1の指印が重複している可能性が

あることが判明している。」


 …( ゚Д゚)膨大な量の署名偽造。

 民主主義を金で歪ませる、歴史に残るであろう恥ずべき事件です。

 逮捕された田中氏はリコール運動当時、「日本維新の会」の公認候補

(衆院愛知5区支部長)でした。同党がこの事件を他人事として扱う

ことは許されません。

 運動の看板だった河村市長や高須克也氏が、被害者かのように振る舞

うのもおかしく、「責任者」であれば責任をとるべきです。

責任者は、責任をとるためにいるのですから。