2017年10月23日月曜日

市民+野党共闘で野党第一党の誕生!これがほんとの“希望”デショ☆


 カオスな政治情勢の中での、しかも台風にジャマされながらの
投開票でした。
 自民党と公明党は憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を確保
しました。安倍首相と自民党が進める改憲(自衛隊明記+α?)に
共感する議員も多い希望の党や日本維新の会が与党の補完勢力で
あることを考え併せれば、実に衆議院の8割が"与党"ともいえます。
 おそらく…安倍政権の改憲スケジュールは計画どおり、来年の
通常国会で発議されるでしょう。民主主義や立憲主義の回復を求めて
声を上げてきた私たちあすわかや市民にとっては、厳しすぎるほど
厳しい現実です。
 フゥ…、、、

 とはいっても、キラリと光る成果もありましたよね!
 突然、民進党が(少なくとも衆議院で)なくなり、希望の党が
誕生したことで、野党共闘や市民の連帯は危機に陥りました。
ところが、その危機の中から生まれた立憲民主党が、(公示前には
わずか15議席にもかかわらず)最終的には希望の党を上回る54
議席を獲得して野党第1党となったのですから、これこそほんとの
“希望”です q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p。
 共産党が立憲主義の回復をなによりも重んじ、小選挙区で大量に
候補者をおろして候補者一本化に尽力したことはとても大きなこと
です。
 安倍政権が復活してからの5年弱は、憲法のある社会そのものの
破壊、そして権力の私物化の歩みでした。もうこれ以上、国民をバカ
にするこんな政治は許せない、という市民の奮闘は、どの選挙区でも
胸に迫るものばかりでした。
 そう、立憲民主党の立ち上げ、共産党の決断、政党間の橋渡しなど、
すべて市民からの突き上げがあったからこそ実現できました。
だから今後の立憲民主党が、選挙中に語られたとおり市民と手を携え
て進む政党として育つか、そして議席を減らしてしまった共産党や
社民党と確実に共闘していくかどうかは、やっぱり私たち市民の働き
かけ方次第です。


 小選挙区制という民意を極端にゆがめるサイアクすぎる選挙制度の
もとで、悪天候で、しかも野党編成が混沌として圧倒的に不利な状況
下で確保できた立憲野党の議席は、奮闘した私たち市民のデモクラシー
の証です。
 分断の危機の中から野党第一党を作り上げた市民(主権者)の力は、
与党にしてみれば改めて脅威と受け止められているでしょう。
公明党の山口代表は、さっそく改憲について、野党第一党(=立憲民主
党)の理解が不可欠だ、と発言しています。立て板に水、のようには
進ませないチャンスが、まだある!
「自公勝利」という表面的な結果にとらわれる必要はありませんし、
落胆している余裕はないのです。というか、自信を持ちましょう。
 まずは、おかしな改憲を発議させないために、やるべきことは山ほど
あります!
 ε=ε=ε=ε=┏( ̄▽ ̄)┛ go!
 
 日本国憲法は私たちにこう語ります。
「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる
自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に
堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利と
して信託されたものである。」(97条)。
 ぜひ、声に出して読んでみて下さい、私は…涙が溢れて最後まで
読めませんでしたw