2019年11月6日水曜日

「小さな声を聴く力」発揮してほしい



 大学入学共通テストにおける英語民間試験の導入の延期。

 現場の教職員たちからの批判、当の高校生たちの不安・怒りを
無視し続けて強引に推し進めた、その責任はあまりにも重い。
 このような「民意は無視」「やりたいことだけをやる」という
政治手法が、憲法の理念からは程遠いことを、政府にも与党にも
恥じ入ってほしいと思います。


 自民党との強固な絆を選挙のたびにアピールするのが公明党ですね。
 「小さな声を聴く力」を持っているとポスターにででんと書かれ
ている公明党の方々は、この教職員たちや高校生たちの声を、しっかり
キャッチしていたのでしょうか?


 公明党・山口那津男代表
「政府・与党で意思決定する対象になっていなかった。与党で議論
した上で、政府もしっかり受け止めて対応すべきだ」


● 英語民間試験 導入も延期も「与党で議論がなかった」
                 自公両党で不満噴出 (毎日)
 https://mainichi.jp/articles/20191105/k00/00m/010/275000c?fm=mnm







 …うーん、なんか他人事みたいですね。

 自民党のブレーキ役であるなら、これだけ噴出する批判を自ら
謙虚に聞き、もっと早い段階で自民党に働きかけるべきだったの
では?

 「小さな声を聴く力」を発揮しないのでしょうか。