私たちには、生まれながらに自由や権利があります。 私たちには、言いたいことを言って、伝えたいことを伝える自由(表現の自由)があります。 私たちは、これまで身近に感じられなかった憲法について、多くの方々と一緒に情報共有ができたらと思って、このブログを立ち上げました。 たま~にでいいので、ぜひとも立ち寄ってください。 FacebookやTwitterもやっています ご注目ください! facebook:http://www.facebook.com/asunojiyuu Twitter:https://twitter.com/asuno_jiyuu お問い合わせは、peaceloving.lawyer@gmail.comまで なお、みなさまが入手された当会作成のリーフレットや声明文の使用方法については、当会では責任を負いかねますので、一般常識や各種規則に則ってご使用くださいね。
2019年11月7日木曜日
専門家からの批判が繰り返された会議 「議事録なし」
大学入学共通テストへの英語民間試験の導入の延期。
教職員や受験生たちからの猛烈な批判が最後の最後でブレーキを
かけた形ですが、文科省が昨年末から非公開で行っていた会議でも、
繰り返し格差や不公平が指摘されていた、とのこと。
● 英語民間試験延期 文科省 課題繰り返し指摘も公開せず
(NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191106/amp/k10012165701000.html?__twitter_impression=true
「出席した複数の専門家から、受験料が高額すぎるので、下げるべき
だという意見や、地域格差がないように配慮すべきという意見が繰り
返し出されていたことが関係者への取材で分かりました。
文部科学省は『詳しい内容は非公開で、議事録も作成していないの
で、詳細なコメントはできない』としています。」
…この異常。この機能不全。
どんなに有識者が問題点を指摘しても、批判など一切聞きたくない、
と耳をふさぐ政権の姿勢が貫かれていたわけです。
「各方面から意見を聞いた」という形だけが欲しかったということ
でしょうか。
しかも、まだもや「議事録を作成していない」。
作成していないわけがないので、隠しているわけです。
作成していないなら一般的に言って「大人が集まって動かしている
組織として失格」ですし、隠しているなら国民への背徳であって、
どっちにしろ国民に取っては悪夢です。
国の組織が、もう、常識では考えられないほど遵法精神もモラルも
崩れてしまっている。それはその行政を指揮する政権のモラルや
矜持の底が抜けてしまっているからに他なりません。
こんな社会を、このまま子どもにバトンタッチするわけにはいかない。
こんな荒廃してしまった国を、このまま子どもに安心して手渡せる
わけがない。
憲法を活かすのも殺すのも、結局は私たち主権者国民次第です。
怒り、違和感、不安。ぜんぶ声に出して、字にして、行動にうつしましょう。
一人ひとりのアクションでしか、この社会は建て直せません。