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2019年11月27日水曜日
下村博文氏、教育関係者に改憲への協力を要請
自民党の下村博文議員(元文部科学相)が、党の会合で教育関係者
に改憲への協力を要請していたことが発覚しました。
● 教育界に改憲協力要請 自民・下村氏 党会合で (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201911/CK2019112402000157.html?fbclid=IwAR3Prxnon4M3RuR4ngw5KnNJKoQJEo8V7U7vqYVerN_SJ9gd1I2m5hYsTaY
下山氏は“自民党改憲4項目”の教育関連部分を説明し、改憲への
協力を求めた、とのこと。
憲法89条が私学助成との関係で「誰が見ても違憲ではない形で改正
する」と述べたり、26条改憲案について「これが進むように教育関係
者にも力を賜るようにお願いする」と要請したそうです。
国民には日頃「教育の政治的中立」を強調して平和や憲法に関する
教育を“政治的だ”と排除しておきながら、自分はしっかり教育現場に
改憲賛成キャンペーンに乗るように圧力をかけてるわけですね。
下村氏は党の立場で発言したといって「大きな問題ではない」と
自身の圧力を否定しますが、元文科大臣でありいまだに与党重鎮で
ある立場の人間からの“要請”が圧力にならないわけがない。
そう考えることができない(想像できない)ところが、現政権と
与党の常識・モラル・能力の欠落のなによりの証拠なわけです…
ちなみに、下村氏は89条を「誰が見ても違憲ではない形で改正
する」必要があると言いますが、解釈でうまく運用できているものを
早急に改正する必要はありません。
誰が見ても合憲としか読めない条文、というものがそもそも、
観念しえません(法は解釈されるものです)。