2019年1月28日月曜日

自民党が「憲法改正に向け世論喚起」 の運動方針


●憲法改正に向け世論喚起を 自民がことしの運動方針案決定 (NHK)


 「時代の転換点に立つ今、改めて国民世論を呼び覚まし、新しい時代に
即した憲法改正に向けて道筋をつける覚悟だ」
   ↑
 自民党の、今年の運動方針だそうです。

 なにをもって「時代の転換点」としているのか、曖昧過ぎて「???」ですね。
 というか、いかなる時代においても、いかなる人物・政党が権力を握ろうとも、
変わらない普遍的なルールが自由・人権・民主主義・立憲主義などの人権思想
なので、「新しい時代になった」ことを憲法改正の理由にすることが、ちょっと
違うんじゃないかな、なんて。

 憲法に縛られている側の国会議員たちが、憲法改正を目指して世論を「呼び
覚まそう」としているところが、おかしすぎる話です。
 憲法は、主権者国民が、自分たちの自由や人権を守るために、権力を縛って
いるもの、ですよね。
 憲法にしばられている人が、議論の方向性を勝手に決めて、先導しようとする
のは、怖すぎます。