2019年1月28日月曜日

辺野古移設に反対する人たちのリスト 写真・氏名・職歴まで!


国家による市民の監視活動。
 またそんな「憲兵かよ」的な疑惑が浮上しました。

●写真、職歴、家族、出身校・・・ 辺野古反対派市民の情報ズラリ (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20190128/k00/00m/040/015000c

 米軍普天間飛行場の辺野古への移設(埋め立て)に反対する市民らの
写真・氏名・職歴・家族までもが…。
 防衛省沖縄防衛局から委託され海上警備会社が一覧表にしていたのです。
 会社は「沖縄防衛局調達部次長の指示で作成」と回答し、防衛相は
「指示した事実はない」と回答。矛盾していますね…。

 警部会社の幹部によると、当時の沖縄防衛局調達部次長から
「『反対運動を継続的に行っている人及び船舶の傾向を把握し、より安全な
作業を実施してゆくために、反対派リストのようなものを作り監視してほし
い』旨の依頼があり」リストを作成したとのこと。

●辺野古反対派リスト「国が作成依頼」 警備会社の内部文書を入手 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20190128/k00/00m/040/009000c…


 陸上自衛隊情報保全隊が、自衛隊のイラク派遣反対や社会保障の充実を
求めて声を上げていた市民の詳細なプライバシーを収集して監視していた
事件を想起させます。

 政治について意見を持ち、おかしいと思ったら声を上げることは、主権者
として当たり前の行為です。監視されるいわれはありません。
 もし本当に自衛隊の指示によるものであれば、「政治に対して言いたいこと
があるけれど、政治的な発言をしたり行動をすれば、自衛隊から監視される。」
なんて、表現の自由やプライバシーはどこへやら。
 しかも、国家(自衛隊)に監視されると思ったら、怖くてもうなにもアク
ション起こしたくなくなりますよね。
 「ものいえぬ社会」を目指しているかのような、大きな委縮効果を招く許さ
れないことです。