初場所ですねー。
楽しく観戦していたいのに、気になることがいくつもあります。
楽しく観戦していたいのに、気になることがいくつもあります。
大相撲の中継でも報道でも、たびたび登場する「日本出身横綱」という言葉…。
気になりませんか。
「日本人横綱」ですらない。
「日本出身横綱」。
初めて耳にした時、鳥肌が立ちました。
外国人力士が帰化しても「日本人とは永遠に認めない」排外的な“血”への執念を
感じます。
「やはり日本の“国技”だから日本出身の横綱がいてくれなきゃ」と、平然と語る
人にも、正直、唖然とします…。
外国人力士を育てている現状とどう説明を付けるのでしょう。
活躍してほしいけれど横綱にはならないでね、とでもいうのでしょうか。
「日本出身力士」「日本出身横綱」。
外国人力士の方たちが、どのような気持ちでそれ耳にしているか、考えると、
とても恥ずかしくなります。
「国技」なんて、都合よく外国人差別するための口実でしかありません。
女性を土俵に上がらせないことについても、「神事だから仕方ない」という説明
がされますが、それで納得できますか…??
「神事」なら、許される、という感覚にびっくりします。
女性を「穢れた存在」として排除する習慣を「神事」「伝統」として女性の人権
よりも優先させることは、間違っています。
それはありがたいものでも継承すべきものでもなく、廃止すべき「因習」です。
有害無益です(相撲人気が、どれだけのスー女に助けられているのか考えれば、
無礼すぎると思いますし~)。