私たちには、生まれながらに自由や権利があります。 私たちには、言いたいことを言って、伝えたいことを伝える自由(表現の自由)があります。 私たちは、これまで身近に感じられなかった憲法について、多くの方々と一緒に情報共有ができたらと思って、このブログを立ち上げました。 たま~にでいいので、ぜひとも立ち寄ってください。 FacebookやTwitterもやっています ご注目ください! facebook:http://www.facebook.com/asunojiyuu Twitter:https://twitter.com/asuno_jiyuu お問い合わせは、peaceloving.lawyer@gmail.comまで なお、みなさまが入手された当会作成のリーフレットや声明文の使用方法については、当会では責任を負いかねますので、一般常識や各種規則に則ってご使用くださいね。
2019年1月24日木曜日
「イマドキ家族のリアルと未来」内容チラ見せ 第2章③☆彡
昨年11月に出たあすわかの新刊
「イマドキ家族のリアルと未来
~憲法カフェへようこそ3」(かもがわ出版)
内容をチラっとご紹介☆
第2章「イマドキ家族のリアル」③
生活保護の母子加算削減
それは国民全員の尊厳と多様性の危機
by竪十萌子弁護士(あすわか)
生活保護費と母子加算(ひとり親世帯への手当)が、また
削減されました。
ただでさえ、家庭で食事がとれず、学校給食でどうにかお腹を
満たそうとする子どもがいるのに。いずれ社会を支える大人に
なる子どもたちへの政府の無関心は、目に余ります。
食事に困る子ども、居場所のない子どものためにさまざまな
ボランティア団体が「子ども食堂」を立ち上げ、少しでも子ども
たちに食事と居場所を提供できるように努力しているのも、政府
が「子どもの貧困」対策に無関心で予算をさかないからです。
だれもが人間らしい生活を送る生存権があり、国家はそれを
実現する義務を負います。にもかかわらず、削減に削減を重ねて
生活保護の制度を切り崩す政府にはその自覚がありません。
夫(父親)からのDV(虐待)から妻子が逃れて生活したいと
思っても、「生活保護を受給すればなんとか生活のめどは立つ」
という救いがなければ、逃げられないのです。
母子加算の削減は、そういった母子の人生の選択を阻むもので
あり、「抑圧されている人の尊厳を守るべし」という憲法24条の
要請を無視するもので、許されません。
『イマドキ家族のリアルと未来 ~憲法カフェへようこそ3』
著者:あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)
前川 喜平
かもがわ出版
A5判 80頁
定価:1,200円+税
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/0989.html