「子連れ出勤」を政府が後押し、という報道…。
●「子連れ出勤」政府後押しへ モデル事業の補助率アップ (朝日)
いや、それじゃない。
保育園を増やしてほしい、という訴えをスルーして、なぜ「子連れ出勤」の
後押しなのでしょうか。
子連れ出勤したくてあえて保育園に入れない、という方は、めっっったに
いません。
通勤電車に子連れで乗ったり、仕事しつつ離乳食やミルクの準備で休憩も
できず、泣かせないようにヒヤヒヤしながらの仕事。とんでもないストレス。
ほとんどの方が「保育園に入れられないからやむを得ず子連れ出勤」なのに。
なぜ、ストレートに「保育園を増やしてくれ」という声を聞いてくれない
のでしょう。
先日の「学童保育の職員は1人でも可能」という規制緩和とも共通しますが、
こうした政策から「一刻も早く女性が自分らしく生きやすい社会にしたい」と
いう熱意を感じることはできず、他方で「なにがなんでも保育園だけは増やさ
ないし保育士のお給料だけは上げない」という固い決意は伝わってきます。
なぜ。