森会長の「釈明」が報じられています。
いわく、
「女性を蔑視する意図は全くなかった」
「一般論として、女性の数だけを増やすのは考えものだということ
が言いたかった。女性を蔑視する意図はまったくない」
「昨夜、女房にさんざん怒られた。『またあなた、大変なことを
言ったのね。女性を敵にしてしまって、私はまたつらい思いをしな
ければならない』と言われてしまった。今朝は娘にも孫娘にもしかられた」
● 森喜朗氏、会長辞任の可能性に言及 「女性が…」発言の波紋拡大で (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20210204/k00/00m/050/033000c
蔑視する意図があったかどうかは、別に。
蔑視です、それ。無意識に差別したということです。
一般論として女性の数だけ増やすのがどうして「考えもの」なので
しょう。なぜ「ふつう」にやってると男性ばかりになってしまうのか、
と考えず、男性が圧倒的に多いままでいいと考えるのはなぜなのか。
ちなみに、自分の周りに自分を批判してくれる女性(妻・娘など)
がいることに言及することで、自分は女性をリスペクトしている
(性差別主義者ではない)ことをアピールする手法は、ミソジニー界隈
ではわりと「あるある」なしぐさです。自分の家族構成と自分の価値観
はかなり別問題です。