2020年11月23日月曜日

生存権(25条)の意味


 不定期に繰り返しアップしていますが、25条(生存権)について、

ぜひ知っておいてください。

 ままならない事情で経済的に困窮する危険は、誰にでもあります。

それを「弱肉強食の世界だから」「自己責任」と見捨てる世界観を、

日本国憲法は明確に否定します。本人の努力ではどうにもならない

貧困から救い上げ、人間らしさを保てる最低限の生活を保障すること

は国家の義務です(25条)。

 生存権は、まぎれもない基本的人権で、生活保護の受給は、怠慢でも

わがままでもないこと、ぜひ、ぜひ、忘れないで下さい。


 また、生存権(25条)がすべての国民に「健康で文化的な最低限度の

生活」を保障するのは、「戦争の芽を摘む」という意味においても大切

です。

 貧困と差別は戦争の温床です。

 いつの時代も不況・飢餓・差別が市民を分断し、政府は失政を隠すため

に市民の憎悪を「外敵」に向けさせ、戦争を起こしました。