2019年6月14日金曜日

「計算してみたことあるか?」このどや顔を忘れてはいけない


 100まで生きる前提で退職金って計算してみたことあるか?
通の人はないよ。そういったことを考えて、きちんとしたものを
今のうちから考えておかないかんのですよ」


 麻生大臣は報告書を受けて、当初ドヤ顔で語っていました。


● 退職後2000万円不足も 麻生大臣 資産形成考えて…(テレ朝)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000156202.html





 その後の、急転直下での「受け取り拒否」が、いかに理不尽か、
明白です。

 おそらく麻生大臣は、反響や周囲の指摘があって初めて、報告書
が選挙に不利で政権にとって痛手だと気づいたのでしょう。
 どや顔で「計算してみたことあるか?」と語っている時点では
「年金がまともに支給されないことがどれだけ打撃か」も、庶民
にとっての2,000万円の重みも、実は分かっていない。
 だからあんな余裕な表情で上から目線で語れていたわけです。

 庶民の金銭感覚や実態が分かっていないからこそ、です。
 このような感覚の人に、副総理や財務大臣を任せていて、国民の
生活がまともなものになるわけがない。
  
 この国や私たち国民の未来を決めるのは、主権者である私たち自身
です。
 主権の最大の使いどころが選挙です。
 「この人ダメだわ」「この人には任せておけない」と思ったら、
その政党には投票しないことです。
 たとえ、自分の住所がその人が出馬している選挙区でなくても、
その政党には絶対に投票しない。
 政治を変えられるのは私たち次第。そして、私たちにはその力が
あります。