2019年6月18日火曜日

「富裕層や大企業にきちんと課税すれば年金の財源はある」という意見に、首相はなんと答弁したか… 動画をごらんください


 いうまでもなく、誰もが人間らしい・自分らしい人生を送る
ことは、憲法で保障されています。もちろん、死ぬまで。

 そのための年金制度なわけですが、年金を支払う国民が少子化
で減れば、年金を受け取る高齢者の方が多くなり、制度が立ち行
かなくなるのは、自然の摂理すぎてだれもが予想できることですね。

 じゃあ、これをどうやって建て直そう?と知恵を絞って国民の
生活・人生を守るのが国会議員や政府の役目なわけですが…

 6月10日の質疑の一部が、ものすごい動画再生回数をはじき
出しているので、シェアします。ぜひご覧になってください。


https://twitter.com/x__ok/status/1138672064703881216

 動画が一部省略されているので、その部分の書き起こしを、
下に貼りつけますね。

 
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2019年6月10日
参議院決算委員会での質疑 (一部)


小池晃議員(日本共産党):
 …私たちは、低過ぎる年金、政府のように低い年金には低い
底上げしかしない、こんなやり方ではなくて、低年金には全て
これは底上げをしようではないか、そして、今やろうとしてい
るこのマクロ経済スライドは直ちに止めろというふうに言って
おります。
 大企業やあるいは富裕層に対する行き過ぎた減税を見直すと
いうことで財源を示すということもやっておりますから、ちゃ
んとホームページ見てください。
 もう時間ないからできないけれども、総理、そういう形で言
うのはけしからぬですよ。
 私たちは、今度のこの年金の問題についていえば、やはりこ
のマクロ経済スライドを止めるべきだと思います。
 こんな形でやったら、将来世代の安定のためだと言うけれども
、私、今言いましたように、こんなことをやっていったらどう
なるか。
 結局、今、3千万円、結局これは赤字が出る、2千万円、
あっ、3千万円、2千万円赤字が出るというふうに言ってきた。
これが、今の40歳以下の方でいえば、更に1,600万円増え
ていくわけですよ、この差額が。それがマクロ経済スライドなん
ですよ。
 何かマクロ経済スライドをやるとあたかも今後年金が増えるか
のようにおっしゃるけれども、全く違いますよ。
 年金水準下がっていくわけですよ、今よりも。そうすれば、
ますます年金生活者の暮らしは大変になるじゃないですか。
 それと同時に、今実際に年金暮らしをしている方たちの、これ
だけの、月55、000円、この差額が、これどうするんですか。
何にも手だて打っていないじゃないですか。
 これだけのことを明らかにしておきながら、こういう低年金の
人たちの暮らしに対して何の手も打っていない。
 これでいいんですか。だから、私たちはこれをしっかり底上げ
しようではないかと言っている。
 財源も、法人税について、大企業にせめて中小企業並みの基準
で法人税の負担を求めれば、これ4兆円出てまいります。
それから、株で大変なもうけを上げている富裕層の皆さんに平等
に所得税を払ってもらう、そして所得税の高税率を上げていく。
これで3兆円の財源出てまいります。
 こういった財源を私ども示して年金の底上げをやろうじゃない
かということを提案していますから、そんないいかげんなことを
言わないでいただきたい。




安倍首相:
 ただいまの財源については、それは全く私は信憑性がはっきり
言ってないと思いますね、全然、それは。
 日本の経済自体が相当のダメージを私ははっきり言って受ける
と思います。
 言わば、経済は成長どころかマイナス成長になるかもしれない
し、それによって税収はこれは逆に減っていくだろうし、これ、
収入が減れば保険料収入は減っていくことにつながっていくん
だろうと思います。
 我々、低所得の高齢者の方への対策については、既に年金受給
資格期間の25年から10年への短縮や医療、介護の保険料負担
軽減を実施したほか、今年の消費税率の引上げに合わせて、低年
金への年金生活者支援給付金の創設を行い、また、介護保険料の
更なる負担軽減も行っているところでございます。
 将来世代の年金受給者の給付が増えるなんということを私は
1回も言ったことはありませんよ。
 年金の給付が増えるということは言ったことありません。
 だって、そのマクロ経済スライドの説明をさせているとおりで
ありまして、それによって増えると言ったことはもちろんない
わけであります。
 マクロ経済スライドにおいては、それは、1%、もし賃金ある
いはインフレ率が上がったとしても、そこから言わばマクロ経済
スライド分も差し引くということでありますから、それによって
何が可能かといえば、今まさに、今の受給者と同時に将来の受給
者においても年金の受給を確かなものにするということでありま
して、それをやめてしまうというのは極めて無責任であり、また
将来世代の皆さんにとってこれは不安をかき立てるものになるわ
けでありまして、それは全くばかげたこれは政策なんだろうと、
こう言わざるを得ない。
 間違った政策だと思いますよ、それは、だと言わざるを得ない
と思います。
 年金というのは、これ給付と負担があって初めて成り立つもの
であって、それを真摯に受け止めながら真面目に政策を実行して
いくことが大切であろうと。我々は、経済を成長することによっ
て、0.1%でありますが、これはもう久々にプラスの成長を
可能としたと、こういうことでありまして、ちなみに、民主党
政権下の3年間は1回もプラスにはなっていないということで
あります。



小池晃議員:
 民主党じゃないですから、私ね。
 そういう無意味な反論しないでくださいよ。
 実際、安倍政権になってから6%年金削っているんですよ。
マクロ経済スライドなど発動してキャリーオーバーもやって、
6%年金削っているんですよ、安倍政権は。
 何を胸張って言っているんですか。
 さらに、これからだって、今はっきり増えないと言ったけど、
減るわけでしょう、マクロ経済スライドで。
 明らかに減るんですよ。
 それをこの報告書では正直に言ったのに、慌ててまた隠して
いる。
 私はこういう姿勢こそが年金不安をあおっていくんだと思い
ますよ。
 やっぱり正直に認めるべきですよ。
 これから年金はどんどんどんどん目減りしていきますと、今の
生活水準は保障できなくなりますと、今、55,000円、年金
生活者と違いますけど、更にこれが広がりますと、生涯30年間
年金生活を送ったら更に1,600万円これは欠損が出てきます
ということを正直に言って、それでもいいですかと。
 私は、そういったことを正面から問うて、じゃ、F35に1兆
円使うとか、そういったことが許されるのか。
 笑っている場合じゃないでしょう、菅さん。
 やっぱり税金の使い方見直さなきゃいけないでしょう。
 こんな貧しい年金で、まともな暮らしも保障できない年金で、
娯楽も交際費も厚生年金では出せませんと、55,000円毎月
赤字が出ますと、こんなことを言っておきながら、何を平然とこれ
が将来世代のためだなんて言えるんですか。
 私は、それこそ無責任極まるというふうに思います。