2015年6月7日日曜日

岩波書店『世界』7月号 自民党改憲マンガ相当だよ!と書きました☆


 立憲主義はどこへやら…という安保法制の不誠実な審議が
進んでいる中、忘れてはならないのは、自民党が進める改憲
キャンペーンです。

 憲法は、私たち国民が権力を縛るもので、国民からは特に
「すぐにでも憲法変えなきゃ!」という世論なんて湧いてきて
いないのに、自民党さんはサクサクサクサク…憲法変えまっせー
来年の参議院選の後に国民投票するよ~と、勝手に計画して
しまっています。

 そのキャンペーンの目玉の1つ、改憲をススめるマンガが
発表されましたね!内容がちょっとおかしすぎたので、当SNS
でも、そのおかしさについて連載しました。(ご好評いただき、
ありがとうございました)

 そのまとめ、というか、バージョンアップした形でまとめた
改憲マンガ批判が、岩波書店『世界」7月号に掲載されました!
当会会員諸富健弁護士が執筆いたしました☆ 

題して
『相当ヘンだよ!ほのぼの一家 
   ―ツッコミどころ満載の自民党憲法マンガ』


 「公共の福祉」は「公益」のことだ、とか、
個人主義とはワガママのことだ、とか、
見過ごせない言い間違え(あえてわざと言い間違えてるのかな…)や、
今の憲法をよいものと考えている人達をわざとヒステリックに描いて
印象操作してしまっているところetc、内容も作り方もバッサリと斬って
います。


 改憲を急ぐ自民党さんの、理屈ではなく執念で市民の心を丸め
込みたい、という心の内が、とてもよく分かると思います。


 ぜひぜひチェックしてくださいね!(* ̄∇ ̄*)ノ