2015年6月5日金曜日

戦争法案は合憲って語る憲法学者、「たくさん」いるなら出てこーい


 衆議院の憲法審査会で、参考人として呼ばれた研究者が全員、
安保関連法案(いわゆる戦争法案)は「違憲」と批判して、与党が
大慌てだそうです。
 与党は長谷部恭男先生を推薦したそうですが、なぜ事前に、
長谷部先生が集団的自衛権の行使は憲法違反だと主張なさって
いることくらい確認しなかったのか…(-_-;)、
 憲法を変えたい変えたいと主張しているわりには、普段、憲法の
勉強をまったくしていないのかなー…なんて、思ったり。


 さて、背中から撃たれたくらいのミスを慌てて取り繕う中、
菅官房長官は記者会見で、
「憲法前文、憲法第13条の趣旨をふまえれば、自国の平和を維持し、
その存立を全うするために必要な自衛措置を禁じられていない」
「そのための必要最小限の武力の行使は許容されるという、以前の
政府見解の基本的な論理の枠内で合理的に導き出すことができる」
と述べた上で、


「全く違憲でないと言う著名な憲法学者も
たくさんいる。」


と!


 …(-_-)


 たくさん、って、誰?

 いるなら、名前、挙げて欲しい。

 そう思った方、私だけではないはず。

 言ってくれないので、調べて図にしてみました。
あすわかメンバーたち、サササっと、作りました☆




 ちょうどいい感じで、6月3日に「安保関連法案に反対し、
そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」が発表
されましたので、違憲だと断じる学者の方々がたくさんいる
こと(というか憲法を研究するほぼすべての学者が、戦争
法案が憲法に違反していると判断している事実)が分かり
ました。


 それにしても、ちょっと、この図、笑ってしまいますね。

 自民党の高村副総裁は「憲法学者はどうしても憲法九条
二項の字面に拘泥する」とまでおっしゃてますが、研究者
たちの知の積み重ねに、そういう牙のむき方は、幼稚とすら
思えてしまいます。残念ですね。


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