2015年6月25日木曜日

"不断の努力"オススメメニュー<2015夏バージョン>



 さてさて会期が延長されちゃいました。
 政府以外の誰も彼もが「憲法違反だよ」とバッサリ斬って、
包囲している状態なので、
「いけいけどんどんで成立させちゃおうぜー」、という政府の
思惑は、もろくも崩れ去りました。
 でも、今度は「95日議論したってことでハイ可決~」、という
計画で攻めてくるわけなので、まったく気は抜けません。
 私たちの国の行方は私たちが決めるし、私たちの憲法を
勝手に壊すのはNGでしょ、と声を上げ続けましょう。


 え、声…
 声をあげるって…叫べばいいの?ベランダで?


 たしかに!
 さて、どうしましょう。
 

「このままじゃいけない!」「今の政治なんかおかしい!」
  でも、
 「具体的に何をしたらいいんだろう…」
 「わざわざデモとかにいく余裕は無いし…」...

   そういう悩みをかかえてらっしゃる方、少なくないと思います。
  今まで政治的なアクションなんて起こしたことないから何したら
いいのか分かんないよー、っていう声、私たちも学習会などで
たくさん聞きます。
  そこで。

  私たちあすわかは、立憲主義と民主主義という国家の土台を
破壊する今の政治には、どうしても賛成することはできません。
ですので、特定秘密保護法にも解釈改憲にも反対しています。
この思いを政治に反映させるためにはどうしたらいいのか、
来年の参議院議員選までの道のりを考えてみましょう。

 ① ある意見(「解釈改憲NO」とか「集団的自衛権NO」とか)を
実現するためには、やっぱり議会(国会)で多数派にならなきゃ
いけません。

 ② で、当たり前だけれど、議会(国会)で多数派になるためには、
その意見に賛成する候補が数多く当選することが必要です。

 ③ その意見に賛成する候補が数多く当選するには、多くの有権者
にとって、「解釈改憲NO」「集団的自衛権NO」が投票の決め手に
なる必要があります。

 ④ また、多くの有権者が「この候補者は解釈改憲・特定秘密
保護法についてどう考えているんだろう」と投票の決め手にして
いるということを候補者たち自身が認識する必要があります。

 だ・か・ら、
 ⑤ 多く有権者にとって、「解釈改憲NO」「集団的自衛権NO」が
投票の決め手になるためには、「解釈改憲」「特定秘密保護法」と
いう重大な問題があることと、「解釈改憲NO」「集団的自衛権NO」
という意見の重要性を知る必要があります。


 そのために、1人ひとりは何をできるのか…
 例えば、すごく地道なアクションとして、こんなことはいかがでしょうか。


 <学習会関係>

 ●まずは学習会を企画して(あるいはすでに企画されているものに)
お友だちを誘う(あるいはそういう企画があることを伝える)
 ●自分の関わっているサークルなどで、学習会をできないか働きかける
 ●高校の文化祭、大学祭などで憲法テーマとして何か企画できないか、
 知り合いの先生、学生に働きかける

●Twitter・Facebookでも、無難な記事にまぜて、記事をシェアして、
 知り合いに関心をさりげなくアピールする。
 ●学習会をやったあとに必ず報告を拡散する


<報道関係>
●雑誌などに、とりあげてほしいテーマとして憲法、集団的自衛権、
 秘密保護法などを熱くリクエストする。  
  ファッション誌、生活情報誌などさりげない雑誌がいいと思う

 ●テレビ番組、新聞社などに、視聴者、読者の声として、憲法、
 集団的自衛権、秘密保護法などに危機感を持ってることを伝えて
 そういう観点での番組づくりを熱くリクエストする
 ●関心がありそうな芸能人・著名人に、Twitterなどで、そういうの
 発信してとアピールする。ちらっと発信したら絶賛応援する
 ●あすわかのリーフを置いてくれる飲食店、自然食料品店、病院、
 教会、お寺、塾、幼稚園保育園など相談してみる
 ●文房具売り場の試し書用の紙に、当該意見を記載する
 ●電車や地下鉄など多数人の集まる場面で、当該意見の話をする
 ・あすわかリーフレットを他者から見えるように広げて読む
 ●「これでわかった 超訳 特定秘密保護法」は置いてあるかと
 本屋にまめに問い合わせる


 <直接拡散>

●学校の個人面談などの際に先生に話してみる
●タクシー運転手、保険外交員、新聞勧誘の方、ヤクルトレディ
 などにこちらから情報を話す。


 いかがでしょう?
  1つだけでも、とっても大きな意味があります☆
  どれか1つでも、「これならできるかも!」というものがあったら、
 ぜひ実行してみてください。


*アンポンタンマンガで人気大爆発中の田中淳哉弁護士が、
ブログでめっちゃ面白い"不断の努力"メニューをすすめてくれて
います。すでに大拡散中ですが、どうぞこちらもお読み下さい☆ 
 http://j-c-law.com/anpohouseihaian/
 「安保法制を廃案にするためにできること」