2021年6月1日火曜日

紅白帽を忘れた児童を体育の授業に参加させない“罰”


 東京都内の公立小学校で、体育用の紅白帽を忘れた児童に対し、

担当教諭が体育の授業に参加させず、見学させるという対応をとって

いたことが発覚し、教育委員会が改善を指示した、との報道があり

ました。


● 紅白帽を忘れたら、見学? 小学校で「行き過ぎた指導」 (朝日)

https://www.asahi.com/articles/ASP5X6R5NP5SUTIL05H.html?fbclid=IwAR3pxr0uIQPmJ6am16jLa5fTusTet8QbTA6Ba-jcIb7JDrvTLwJz2gH_25A



 紅白帽を忘れると、体育の授業を受けることは不可能…なわけあり

ませんよね。

 かぶっていなくても身体は動かせるし、熱中症予防などでどうしても

被ることが必要だというのであれば、学校にあるであろう予備の帽子を

被るように指導すればいい。

 いくらでも、その生徒が体育の授業を受けられる別の手立てが考え

られます。


 つまり、必要性も合理性もない対応です。

 この対応は児童の「教育を受ける権利」を奪うもので、罰という側面

は「廊下に立たせる」などの体罰とあまり違いはありません。

「行き過ぎた指導」などという曖昧な評価はできません(指導、に値し

ません)。

 教師がその生徒に教育を施す責任を放棄して、自分のうっ憤を晴らす

ことを優先させているだけです。


 このような対応は、この学校に限ったことではない可能性があります。

他の学校でも行われていないか、調査すべきでしょう。