2020年7月21日火曜日

何も語らない首相



 首相の記者会見が6月18日以降、途絶えています。
 いまや、官邸の出入りなどの際に記者団が首相に質問を投げかけ、応じる
場面でしか“会見”めいたことはありません。

● 安倍首相、1カ月間会見なし 委員会も出席せず
    感染再燃、GoTo方針転換…説明責任果たさず (北海道新聞)
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce2b6f2ff7bf9c11a6b36eef6e5e45d76b0e2f8f



「首相は記者会見に加え、週1回のペースで開かれている国会の委員会の
閉会中審査にも出席していない。政府・与党が拒んでいるためで、さらに
首相は周辺に「秋の臨時国会は開きたくない」と漏らす。コロナ対策など
を巡って求心力のさらなる低下がささやかれる中、できる限り説明の機会
を少なくすることで野党などの追及を避けたい思惑が透ける。」


 政治の前線で言葉を尽くし、国民の疑問に答える気がないなら、辞職
すべきです。
 職を失ったり会社が倒産したり、職費や家賃すらままならず途方に暮れ
ている国民を前に、何も語れず何も動けないなら、権力を託される資格は
ありません。