2016年6月16日木曜日

発売中『LEE』の緊急特集「もしあなたが投票に行かなかったら」がファンタスティック!



 
 たいへん遅ればせながらですが~、
 現在発売中の女性ファッション誌『LEE』7月号。
 緊急特集「もしあなたが投票に行かなかったら」
ご覧になりましたか? 








  『LEE』の読者層はたぶん30代で、仕事でキャリアを積みながら、
出産・育児に慌ただしく過ごし、その両立に多かれ少なかれ苦労して
いる…という方が多いかな~と思います。
 そんな『LEE』世代に、政治(選挙)への関心を持ってもらうきっかけとして
最適な特集です☆


 なんといっても、この特集の目玉は、
 スペシャル談義
     「政治って、こんなに暮らしと近いんです」。







 あすわかの『緊急事態条項フェス』ではラジオ出演から会場手配、
そして当日のゲストとして雄弁にこれからのデモクラシーを語って下さった、
専修大学の岡田憲治先生が、『LEE』読者さんたちと対談なさっています。
  政治って言われても自分とは縁遠い気がする…と、多くの人が感じて
しまう距離が、岡田先生の話でグっと縮まります。




 「PTAでも子供のサッカーチームでもいいけれど、私たちはいつだって、
意見を持ち寄って調整して協力できることを探って仲間づくりをしている。
これこそが「政治」で、つまり普段から無意識に行っていることなんですね。」
  
 そして、選挙について、「私が1票入れても何も変わらないに決まってる、
なんて思いもあって…」という、やはり多くの人が思ってしまう無力感に対して、




 「だけど、投票しないということは、「現状に不満はない」という「黙認」を
意味します。…選挙をガン無視すると(笑)、不満を持っている党や嫌いな
候補者を応援することになっちゃうわけです。」


 と、ズバリ。


 そそそ、そんな黙認はしたくないよー(>_<)不満はあるよー、という方
にはグサっときますよね。


 不満があれば、必ず1票に託す。
 託さないと、「現状で満足っす」のサイン。


 このことは、ぜひ、周りの人にも知らせて下さい!




 そして、この緊急特集は、しっかり「憲法」も扱ってくれています。






 憲法学者の木村草太さんが、昨年成立してしまった安保関連法案は
やはり憲法違反であること、近代国家の土台であるはずの立憲主義が
壊され始めていることを解説してくれています。
 今の政府や与党は、この国をますます「戦争する国(=外交に失敗
したら国民の命でつぐなえばいいや、という国)」に変えようとしていま
すが、この夏の選挙は、それでいいの?憲法壊しちゃっていいの?
という問題が問われます。




 壊されはじめている立憲主義(この国の、前提すぎるほどの前提)を
守れるかどうかは、私たち有権者次第です。




 当会会員の太田啓子弁護士も、「私たちにできることってなんですか?」
という質問コーナーに登場しています。




 そんなわけで、「政治ビギナー」にはほんとにオススメな『LEE』7月号♫
 周りの、まだあまり政治に関心がなさそうな方に「おもしろかったよー、
読んでみて!」と勧めてみてくださいね\(o⌒∇⌒o)/