2016年6月27日月曜日

争点隠し? 自民党さんはもっと堂々と改憲を語ってほしいなと思います①



 まずは格闘家の高田延彦さんのツイートをご紹介します☆
https://twitter.com/takada_nobuhiko/status/747216771292110848


 「参院選、政権与党のアベノミクスやら経済争点はカムフラージュ、
当然経済重要だが本丸は圧倒的に憲法改正、安保法改正!
第二次安倍政権を振り返れば分かりきっている選挙戦略の常套
やり口、現政権での緊急事態条項なんて想像もしたく無い悪夢だよ。」




 本質を見抜いてしっかり発信してくださっていますね~~~☆




 昨日(6月26日)のNHK『日曜討論』で、自民党の稲田朋美議員が
憲法改正について、いろいろ語っていました。
 いろいろ…イマイチ理路整然としていなかったので、よく分からない
ところも少なくなかったのですが、
 改憲という争点を隠しているのではないか?という質問に対して、
こう答えてらっしゃいました。
 
「決して逃げているわけではありません。公約の中でも憲法改正に
ついては提言をしています。しかしですね、やっぱり考えが、示して
もらわないと、しっかり憲法議論が、私は深まらないと思うんですね。」




 (-_-;)…うーん、逃げてない、と?


 年頭の記者会見に始まり、国会答弁でも、安倍首相は憲法改正へ
の強い意欲というか執念を語っておられました。
 堂々と、自民党はすでに改憲草案を発表している、と紹介していま
した。
 在任中に改憲を成し遂げたいと明言しました。
 明文改憲が待ちきれなくて、いいやとりあえず読み方を変えよう、と
解釈で9条を意味の無いものにしてしまいました。


 こんなにも選挙前は改憲への『熱意』を放っていたにもかかわらず、
いざ、自民党の公約を見てみると、
 https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/manifest/2016sanin2016-06-22.pdf


 どこに憲法改正と書いてあるのか…


 探せましたか?


 一番最後です。


 おかしいですね、一番最初に書いてあっておかしくないものが、
一番最後にちょこっと。


 安倍首相の街頭演説を聴いていても、改憲の話、出てきませんね。 
 

 自民党と組んで与党になっている公明党さんも、もっと堂々と改憲を
語るべきなのではないでしょうか。
 今まで『平和の党』という看板を掲げて9条の尊さを語ってきた自分達
が、なぜここへ来て9条を死文化させるような解釈改憲や安保関連法の
成立をリードするに至ったのか、ぜひ説明していただきたいものです。


 かつては、支持母体・創価学会の婦人部はこんなすばらしい漫画を
お作りになっていたのに…
 http://togetter.com/li/991588
(②に続く)