2016年6月11日土曜日

デマで不安をあおるなんて(>_<) 改めて…災害対策に緊急事態条項は有害無益です(ビシッ)



 7月の参議院選挙の争点は、憲法改正です。
 これだけ国民の声を聞こうとしない政権ですから、
「○○について信を問う」とか言われたって、勝っても負けても
政策を変えたり責任取って総辞職したりとか、そんなことは
しないんだろうな…って、残念ながら思ってしまいます。


 安倍首相たちが目指すのは、とにかく参議院の議席の
3分の2を獲得すること。
 これで永年の悲願「憲法改正」に手が届くからです。


 現政権や自民党を応援する…つまり日本会議を筆頭とした
「改憲したい」方々は、1000万人署名を集めたり決起集会
したりする他、女性たちを対象に「憲法おしゃべりカフェ」なる
つどいを全国的に開いているそうです。


 あはは、名前が似てますねーー…なんでかなー




 ま、それはともかく、
 その集会や憲法おしゃべりカフェで、
「東日本大震災のときには、緊急事態条項がないために
さまざまな犠牲が出た」
「緊急事態条項がなかったために、たくさんの震災関連死が
出た」
 との主張が、い・ま・だ・に繰り返されています。




 災害法制のエキスパートである、当会会員・小口幸人弁護士が
「まったくのデタラメ」と吠えました。
 下記URLから記事が読めます☆




~「憲法おしゃべりカフェ」で流布されている~
 「緊急事態条項」をめぐる「四つのデマ」を検証
  小口幸人(弁護士)

 http://www.magazine9.jp/article/other/28374/
 

 緊急事態条項を導入したいと強く主張したいなら、すればいいのです。
誠実に議論しましょう。でも、デマはいけません。ウソはいけません。
 デマを流して不安をあおっているのは、つまり、誠実に議論して勝てる
自信がないからなのでは…と思ってしまいます。
 
 正確なデータをもとに理論を組み立てて、誠実に議論したいですね。
小口弁護士はじめ災害法制の専門家は、いつでも論戦を待っています。