2024年3月5日火曜日

精神障害を理由とした議会傍聴の制限…!

 

 精神障害を理由に会議の傍聴などを制限する自治体や公的機関の条例

・規則が少なくとも333件ある、との調査結果が出たとの報道が。。。!

 障害者差別解消法は、障害を理由とした差別的な取り扱いで障害者の

権利や利益を侵害することを禁じています。政治への参加を阻むという

意味では人権と同時に主権も侵害されているのでは。迅速に削除して

「差別を許さない」意識を広げるべきです。


● 精神障害理由に会議傍聴など禁止、全国で333件 条例見直されず (毎日)

 https://mainichi.jp/articles/20240301/k00/00m/040/238000c



<一部引用>

 精神障害者の差別問題に詳しい八尋光秀弁護士(福岡県弁護士会)の話

 議会を傍聴させないのは主権者として認めない、教育委員会を傍聴させ

ないのは公教育に関与させないということであり、基本的人権の侵害だ。

ハンセン病患者らと同様、強制入院制度などで精神障害がある人を隔離

してきた国の政策が、こうした差別や偏見の根底にある。制限条項が

残ってきたのは「うっかりしていた」では済まされない。精神障害者の

存在や当事者の悲しみに社会が目を向けてこなかった結果だと重く受け

止めるべきだ。

<引用終わり>