今週末も、全国各地で選挙がありますね!
一人ひとりの一票は現実の政治と太く太くつながっていることを、
ぜひ知ってください。
いくら政治に無関心でも、無関係ではいられません。
それこそ、死ぬまで政治の影響を受け続けます。
税金、給付金、保育園の数、ガードレールや信号の有無、老人ホーム
増設、年金、図書館・児童館・公民館の増設or統廃合、どれもこれも
政治次第。
議会にだれを送り込むか、誰をリーダーにするか、で、これらは
天地の差ほどちがう結果になります。
そろそろ「握手してくれた」「この地区は親の代から〇〇さん」
「子どもが同じ中学校」…ではなくて、どの法案に賛成し、どんな
法案に反対したか、どんな政治を目指すのか(具体的に語っているか)
、で選びませんか。
候補者の中には、「苦労人だった過去」を語る人がいます。
心打たれる人は少なくないと思いますが、
重要なのは、「その苦労ゆえ、どんな政治を目指すのか」です。
残念ですが「苦労人だった政治家=苦労人に優しい政治家」という
公式はなりたたいからです。
一般的に言って、苦労人が冷血な独裁者になる例はざらです。
政治家が生い立ちを語ったり、それを報じることに意味を見出すと
すれば、その境遇の中で何に疑問を感じ、怒り、どのような政治
を目指すようになったのか、それを見極める場面でしょう。
(ましてや食の好み、妻との馴れ初め…そんなのは、正直、どう
でもいいことです。)
「よりマシな候補」はだれか、よくよく見極めて、貴重な一票を
投じてください。