2021年7月29日木曜日

都知事「自宅も病床のような形でやって頂く」


● 「特に1人暮らしの方は自宅を病床のような形で」

         都内の新規感染者数過去最多で小池知事<新型コロナ> (東京)

 https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/119947?__twitter_impression=true


 小池都知事の言葉に、震えます。

「病院の病床を、いかにして効果的に効率的に生かすかが鍵になる」

「特に1人暮らしの方々などは、自宅も、ある種、病床のような形

でやっていただくことが、病床の確保にもつながるし、その方の

健康の維持にもつながる」


 都知事は、自宅療養者の健康状態を確認する体制も整えている、と

言った上で上記発言をしましたが、その体制がどれだけのものであろ

うと、「自宅」は「医療機関」ではありません。

 行政による医療の拒否であり、病む人の放置であり、棄民の宣言だ

といっても過言ではありません。

 自ら都立病院や保健所を削りに削って、さらに削ろうとしている上

で自宅を「病床」にカウントしようとする。サディスティックとすら

思える「命を守るつもりはない」という姿勢は、憲法と対極にあります。