東京都議会選挙で、「都立病院の独立行政法人化」に注目して
みませんか。
ただでさえ都知事+自民+公明の政治で、都立病院は半減、保健所
も半分以下になりました。さんざんな福祉切り捨ての結果が、今、
コロナ禍で医療崩壊として現実化しているわけです。
こんな脆弱な医療体制・公衆衛生体制では、東京に生きる人々の命
を守れない、と痛感して猛省するならまだしも、小池都知事と自民党、
公明党、都民ファーストは、さらにこの都立病院を独立行政法人化
する計画を止めません💦
独立行政法人化したら、「医療は福祉ではなくビジネス。稼げない
部門は廃止。」という路線が強まるので、採算が取れない小児医療、
感染症医療、周産期医療、救急医療、難病医療の人員や病床は、は
ますます削られます。
どんなときでも住民の命と生存権を守る責任がある行政として、
あるまじき政策です。
新型コロナウイルスの感染がたとえ終息しても、地球温暖化やグロ
ーバリゼーションの拡大に伴って新たな感染症の拡大は大いに可能性
があります。そんなときの備えは、必須の防災のはず。お金儲けや
採算など関係なくすべての人の命を守ることは、ビジネスではなく
「公共」「行政」にしか担えないことです。
その当たり前のことを貫いてくれない都政は、選挙で変えましょう。
都議会議員選挙で、そのことを訴えている候補者はだれか、確認して
みてください。
一票を積み重ねて、自分や大切な人の命と暮らしを守りましょう。