先日、ある政治家さん(昨日のブログにも登場)が
「弁護団の主張は当時全面的に判決で否定された。
そういう人たちが何と言っているかについて、私はあまり興味がない。
内容を読んでみて必要があれば反論するが、今のところ、あまり反論する必要がない程度のものだと思っている。」
とおっしゃったそうです
http://www.asahi.com/articles/ASG5951R5G59UTIL02C.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140509/k10014336921000.html
これは、砂川事件(くわしくは、過去の頁を見てくださいね)の当時の弁護団が
「砂川事件判決は、集団的自衛権を認めたものじゃない」
って声明を出したことに対する発言のようなんですが
私だけかもしれませんが、よく分からないやりとりだなぁ~、って思いませんでした??
このやりとりが分からない、って感じちゃう原因は、
言いだしっぺが説明不足なせいで、それに対するツッコミが適切なのか否か、よく分からん、ってことなんだと思うんです
そもそも、砂川判決が根拠になるって言う説明なんですが、判決文の一部を取り出しての説明しか聞いたことないんですよね
「判決はこう言っている! だから認められる!」みたいな。
(私の調査不足でしたらすみません)
でも、そうじゃなくて、
①こういう事件で
②こういうことが争点になっていた
③争点に対して、当事者がこういう主張をした上で
④裁判所がこういう判断(言い回し)をした
だから、砂川判決は、集団的自衛権の根拠になる!
って、順番に説明してもらえませんかねぇ??
(たとえば、あすわかの過去の解説みたいな)
私は、政治家さんが何に興味があるのかに興味はありませんし(失礼)
弁護団さんが記者会見で何を言ったかも興味はありません(失礼)
でも、どういう理屈で砂川判決が根拠になるのか??
そこに一番興味があります!
きっと、多くの国民も、興味があると思います!
(違うかなぁ?)
あっ、あと
自民党さんの改憲草案が、
①現実社会にどういう不都合があって
②それの原因は何にあって
③それをどうすれば解決できて
④そのために改憲草案がどう役立つか!
ってことも、興味があるんです。
ぜひ「国民」との対話集会で、直接教えてください!!