2021年10月15日金曜日

繰り返しですが、眞子氏には婚姻の自由があります。


 繰り返しですが、眞子氏には婚姻の自由があります。
「自分たち」のお眼鏡にかなう相手でないと許さないという醜悪な発想
は改めるべきです。「皇族なんだから当たり前」と反論したい人は、
その前提を疑ってください。象徴天皇制を好意的に受け止めている人が
「自分たちが納得する相手と結婚してくれると嬉しいな」くらいに思う
のは心情としては理解できますが、「自分たちが許さない相手と結婚する
つもりか」と期待が外れて逆ギレしたりするのはまったくのお門違いで、
バッシングは何の筋合いがあるのか全く分からない私刑です。

 彼女は好きでその家に生まれたわけでもないのに、まるで税金で生活
する罰かのように、人権が侵害されていることを当然視する感覚もおかしい。


 マスメディアは、自らが煽った執拗なバッシングが、人権がほぼ奪われて
反論できない立場の人の心を病ませてもなお止まない事態の責任をどうとる
のでしょうか。
 猟奇的なまでに「他人の結婚にケチつけたい」気持ちを正当化できる要素
など、何一つないことを報じて、社会の人権意識を向上させるべきです。

 ある特定の家族を「高貴」とまつりあげるフリして何から何まで自由を
奪ってお人形遊びのように自分たちが「望ましい」と思う生活をさせたい、
という感覚のおぞましさに気づいてください。