2021年10月15日金曜日

「敵基地攻撃能力」ほんとに必要?っていうか可能なのそんなの? 序+①②


 岸田自民党総裁は、先の総裁選では「防衛力の強化取り組む」として、
安倍元首相が退任時に述べた“敵基地攻撃能力”の保有を「有力な選択肢」
と明言しました。
 選挙公約には、「相手領域内で弾道ミサイル等を阻止する能力の保有
を含めて、抑止力を向上させる」とも書かれています。自民党が選挙で
勝てば、この「敵基地攻撃能力」を保有しようという議論が進められます。




①「ミサイルが発射されたので机の下に隠れましょう」っていう訓練が
学校などで実施されたの、覚えていますか?ありましたよね。
 数年前から急に「ミサイル」を意識させられるようになった気がしま
せんか?
 「ミサイル防衛」とか「敵基地攻撃能力」を日本も持たなければ、と
政治家が言うようになっています。
 それって何?安全のために必要なの?
 ていうかほんとに「先んじて敵基地を攻撃してミサイル攻撃を阻止する」
って、可能なの?
 (久々の登場)わか子先生と一緒に考えてみましょう。





 敵基地攻撃能力というのは、
 飛んでくるミサイルを迎撃するのとはちがい、敵の基地などのミサイル発射
拠点・発射装置を攻撃する能力のことです。
 それって(許されるはずのない)先制攻撃じゃん、とすぐに思い当たります
が、「ミサイル発射の準備がなされた段階ですでに攻撃が着手されているの
だから、それを察知してすぐに基地を攻撃することはあくまでも専守防衛の
範囲内だ」という理屈でゴリ押しされてしまえば、保有も正当化されかねま
せん。
 

②「#敵基地攻撃能力」を日本が持つと、他の国からは日本が他の国を攻撃
する準備をしているように見えますね。
 そうだとすれば、他の国は、日本が「敵基地攻撃」をするより先に日本を
やっつけないといけないから、日本に対して「敵基地攻撃」をしてもOKに
なるはずですよね。…それじゃ本末転倒です。





(続く)