2021年10月25日月曜日

選択的夫婦別姓 実現を阻むまともな理由はどこにもない


 繰り返しになりますが、

 結婚する際、同姓か別姓か選べる選択的夫婦別姓の実現を、

自民党は拒み続けています。

 自民党いわく、

「(選択的夫婦別姓が実現したら)日本の伝統的家族が崩壊する」

「家族の一体感が壊れる」

「夫婦別姓は左翼的かつ共産主義のドグマ」。


 は…?💧 としか言いようがありません。

 


 夫婦に同姓を強制する結婚制度は、世界中見回しても日本にしか

ありません。つまり日本以外のすべての国で別姓婚が認められて

いるのですが、世界中の別姓夫婦が、別姓ゆえ絆がズタボロで家族

の一体感も崩壊しているでしょうか。

 そんなわけありませんよね。別姓でも夫婦は愛情を育み子どもに

何の不幸もない。「家族というものは同姓でなければ」という思い

込みと偏見だけが、生きづらさといじめの原因なのです。

 

 そう、「親が別姓だと子どもがかわいそう」という声がいまだに

ちらほら聞こえてきます。それこそが、子どもを不憫に思う"優しさ"

のフリをした、「別姓の夫婦も親子で姓が異なる家族も、フツウでは

ない」という偏見ですよね。その「かわいそう」が、真っ先に子ども

のイジメの原因になります。かわいそうだね~~~と白い目で見るの

ではなく、その白い目に向かって「姓と幸せは無関係だよね」と言って

子どもを守れる大人でいたいものです。


 自分の名前(氏+名)は、自分を表す大切な大切な記号で、アイデ

ンティティの一部分です。それを結婚という手続きでなぜ半分ぶっち

ぎらなければならないのか、自分が自分でなくなるような、例えよう

もない喪失感、無気力感を、「何のためらいもなく配偶者に姓を変え

てもらって、今でもそれが自然だと思っている人」は想像できない

でしょう。

 姓を変えたくないのにやむを得ず変える苦しみは、まさに「自分

らしく、ありのままに生きていく」ことができなくなった苦しみで

あり、13条が保障しているはずの「個人の尊重」が侵されている

わけです。

 加えて、夫婦の95%以上が「妻が姓を変えた」という事実。

人権を侵される苦しみは、もっぱら女性にかかっている。結婚した

ら女性が姓を変えるもんでしょ、という性差別を、民法750条は

事実上温存させる装置として機能してしまっています。

 

 一緒の姓にしたいカップルは、同姓にすればいい。

それぞれの姓のまま結婚したいカップルは、別姓を選べばいい。

選択的夫婦別姓は、誰にとっても、デメリットがありません。

これを自民党がなぜ「どの夫婦も同姓でなければならぬ」と考える

のか、やれ伝統的家族、やれ夫婦の絆だの一体感だのといわれても、

どれも漠然とした正体不明のものばかりで、自分の一部である姓を

奪っていい理由にはなりません。



 ちなみに、通称利用を拡大させればいいじゃん、という反論は、

すでに破綻しています。戸籍名を変えたくないから「別姓婚」の

選択肢を求めているのですし、通称利用は実際のところビジネス

でも海外でも通用しません(個人認証がどんどん厳しくなって

いますから、パスポートに通称を書けても、それは海外では何の

意味もなしません)。


 これも、投票で政治を動かして、早期に実現させましょう!

 

#GOVOTE

#選択的夫婦別姓