2020年10月12日月曜日

海外紙は“異常”認定 会見しない首相と抗議しない記者


 菅首相が記者会見を開きません…。

 選ばれた数人の記者だけを対象にした「インタビュー」を開催するのみ

で、まともに国民に言葉を尽くしません。


● 菅首相の"えせ会見"に仏特派員も激怒「あり得ない閉鎖性」(日刊ゲンダイ) https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/279817


 上記記事では、仏紙「リベラシオン」と「ラジオ・フランス」の特派員が

こう述べて失望しています。

「質問者をわずか3社の記者だけに限定し、他は傍聴部屋で映像すら見せ

ない。国のトップがこのような閉鎖的な“会見”をするのは、あり得ない。

私は20年以上、記者をしていますが、見たことも聞いたこともありませ

ん。政府側から、オープンな会見ではなく、こういう対応になっている

理由の説明もない。しかも、今日の3人の記者はそのことを質問しません

でした。代表して質問しているのですから、まず1問目で、これから始ま

る異常な“会見”についてただすべきでしょう」


 なぜ記者会見をしないのですか、と、インタビューを許された記者たち

はなぜ抗議しないのでしょうか。マスメディアの懐柔策がまんまと“成功”

していることを、示していますね、、、

 「親しくしないと特ダネがもらえない」という不安を捨てて、権力と

を保って対峙してくれないと、結局マスメディアへの信頼が失墜してしま

います。志高い記者さんを心から応援します。