2020年10月5日月曜日

杉田水脈議員のブログでの“釈明”



 少し時間が立ってしまいましたが、杉田水脈議員が性暴力被害者の
支援策について議論する自民党内の会議において、「女性はいくらで
も嘘をつく」と発言した件。
 杉田水脈議員は公の場で記者に対して直接口頭で言葉を尽くすこと
なく、「詳しくはブログで書きます」と逃げました。

<杉田水脈 オフィシャルブログ>
https://ameblo.jp/miosugita-blog/entry-12628684085.html




 そもそも記者を前にして言葉を尽くし、その場で質問に誠実に答え
る気がないという姿勢自体、議員として失格ですが、
 「今回改めて関係者から当時の私の発言を精査致しましたところ…
ご指摘の発言があったことを確認しました」
 → つい先日の自分の言動の記憶が無いとは、理不尽すぎる。しらじら
しすぎですよね。。。

 性犯罪を「私自身もひとりの人間として、啓発、相談や警察・司法の
関与など、様々な方法で撲滅していくべきだと考えております。」
 → その考えと「女性はいくらでも嘘をつく」発言の関係は?論理的な
説明がありません。ごまかさず直接メディアに出て言葉を尽くして下さい。

 「自由民主党の部会は…忌憚のない意見、ひるまずに正面からなされる
議論を担保するために『非公開』とされていると伺っております」
 → まさか、「忌憚のない意見を言っていい=どんな差別発言や罵詈雑
言でも言っていい」とでも考えているのでしょうか?自身の暴言との関係
が説明されてません。忌憚のない議論をするのはけっこうですが、だから
といって差別発言など必要ありませんよね。

 性暴力被害者は、ただでさえセカンドレイプの被害で一生苦しみ続ける
事もあります。「あなたは何も悪くない」と支えるどころか、国会議員が
率先してセカンドレイプの刃を向けるとは、全ての女性への愚弄です。
 
 主権者ができることは、「忘れない事」「しつこく追及し続ける事」。
 こういう人を当選させてはいけないし、
 こういう人を処分しない政党に、権力を握らせてはいけない。