「ムーミン」の商品化権の管理会社が、(株)DHCが発売した
キャラクター商品(ムーミンたちがデザインされた商品)について、
追加生産の中止を同社に求めました。
● ムーミン商品、追加生産中止を要請 管理会社がDHCに (朝日)
https://www.asahi.com/amp/articles/ASP8S5RZGP8SULFA00R.html
ヘイトスピーチを繰り返す企業との取引は結果として「差別の容認」
(自社の人権意識の低さの露呈)になります。(批判が殺到したのは
当然です。ムーミンの世界観や原作者トーベ・ヤンソンが作品に込め
た思いを知るファンなら尚更、このコラボはまったく受け入れられな
いでしょう。日本のライセンス管理会社の意識の低さに驚きます。)
他の企業もこの理解を共有すべきです。
ムーミン公式サイトでのコメントを抜粋して紹介いたします。↓
<ムーミン公式サイト>
https://www.moomin.co.jp/news/other/95191
<一部抜粋>
本国フィンランドのムーミンキャラクターズ社は、“いかなる差別
も、助長ないし許容するものではない”との強い見解を持っており、
当社も同一認識を持っております。これは、お互いを認め合い、
共存することを尊重していた原作者トーベ・ヤンソンの思想が包摂
されています。
今後は、ライセンス許諾時点において、反社会勢力に対する確認に
加えて、人権関連についても厳しく審査をし、仮に認識がなく契約
された場合においても、それらが判明した時点において、速やかに
契約更新停止や生産終了等の働きかけをしていきます。
ムーミン公式サイトを通じ、様々なお声をいただきましたこと、
真摯に受け止めております。
ムーミンとムーミンを愛する方々の気持ちを大切に、皆様とともに
ムーミンの世界観を伝えるために邁進してまいります。
<抜粋終わり>