2021年8月25日水曜日

スリランカ人女性のむごい死 法務大臣はカメラの全面公開を拒否


 もう5日前の報道ですが、看過できません。。。

 上川陽子法相は名古屋出入国在留管理局でスリランカ人女性が

収容中に死亡した件で、遺族らが求める監視カメラ映像の全面開示

について「考えていない」と述べました。


● 入管女性死亡 法相、監視カメラ映像の全面開示「考えてない」 (毎日)

 https://mainichi.jp/articles/20210820/k00/00m/040/276000c



<一部抜粋>

 上川氏は、日常の様子や体調の変化などが分かる部分を開示した

とし「2週間分をご覧いただくのは現実的ではない」と述べた。

視聴時の代理人弁護士の同席も「代理人を含めご遺族でない方の

閲覧は適当ではない」とした。

<抜粋終わり>

 

 刑務所でもあり得ないようなむごい死を正確に検証したいのに、

動画の全面開示を意味不明な言い訳で拒む法務省は、つまり検証させ

たくないわけです。再発防止など、まったく講じる気もない、今なお

差別的で排外的な入管行政に固執する政府に、ゾっとします。


 このような恥ずべき入管行政も、投票で変えましょう。

 人権後進国として国際的信用を失墜させていく政府の責任は、あま

りにも重いものがあります。

 ひとたび牙を向けば、いくらでも人をこのように虐待の末死に追い

やることができてしまう権力。主権者が無関心ならば、いくらでも

猟奇的に、いくらでも暴走します。コントロールできるのは、主権者

国民だけです。

 

 #GOVOTE