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2020年6月5日金曜日
10兆円の白紙委任 議会政治の否定です。
立憲民主党の安住国会対策委員長
「10兆円の予備費を好きに使うことを認めてしまうのは、議会の自殺
行為だ。総理大臣が決めたら何でもいいとなったら民主主義国家ではない」
● 2次補正予算案 野党 “予備費10兆円は減額を” (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200603/k10012456221000.html
予備費10兆円…民主主義なんかどうでもいい、むしろウザい、とでも
思っていなければ出てこない案です。
ただでさえありえない案なのに、“アベノマスク”や持続化給付金の委託
の件など、何の策を見てもクリーンでシンプルなお金のやりとりが無い
この政権から「10兆円こっちでうまくやるから任せて」と言われて、
不安にならないわけがありません。
残念ながら、国会の中では野党の議席はあまりにも少ない。
このまま国民が国会の外で黙っていれば、そのまま補正予算は通って
しまいます。
私たち国民が、それぞれ自分なりの形で「おかしい」「そんなの許せない」
「こんなんじゃもう支持できない」と発信・表現して、怒りの輪で政府と
与党を囲んで迫らなければ、民主主義は死んでしまいます。
自分なりの形でいいのです。
投書でもいい、TVやラジオ番組にメールやFAXでもいい。
いいこと書いた記者さんと新聞社には「すごくよかった、こういう追及を
もっと続けてほしい」と応援の声を。
中途半端な記事や報道には「ちゃんと国民の知る権利に応えてくれ」と。
家族・友人・職場の人にさりげなく話題を振ってみる。(むずかしいとこ
ありますが、意外とその人も同感だったりするものです。)
それが、民主主義を守るための地道で堅実な、唯一の策です。