2020年5月15日金曜日

現役裁判官が検察庁法改正を批判 「まともな法治国家とはいえない」


 現役の裁判官が、ラジオ番組で検察庁法改正案を批判しています。
 まさに「誰の目からみてもおかしい」法改正であることが、いっそう
明らかになりました。というか、論理的な「賛成の理由」を聞いたこと
がありません…。


● 「まともな法治国家とは言えない」仙台高裁の裁判官が政府批判 (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200515/k10012431361000.html?fbclid=IwAR1vuddLG43vtVm9PzHV4rxagvQY0rbCzk9-zAPJvX4Byjg9BBbLX6HTeRw




<一部抜粋>
 仙台高等裁判所の岡口基一裁判官は13日、KBS京都のラジオ番組
に電話で出演し、検察庁法の改正案について、およそ45分間にわたって
自身の見解を述べました。
 この中で岡口裁判官は経緯を解説したうえで「検察官が内閣の顔色を
うかがいながら仕事をするようになると危惧される。法解釈の変更を
口頭の決裁で済ませるなど、まともな法治国家とは言えない」などと
批判しました。


<抜粋終わり>


 現在、内閣委員会がインターネット中継されています。
 審議後、与党は強行採決に進む可能性が大きい。野党が厳しく追及
しています。私たちは国会の外から野党にエールを送り、法改正に抗議
の声をあげましょう。一人ひとりの「微力」が積み重なって、確実に
政治を動かしています。メディアにも働きかけましょう。いい報道には
応援の声を。諦めたらそこで試合終了ですよね!