2020年5月18日月曜日

検察庁法改正案 今国会見送り(継続審議)



 政府・与党は、検察庁法改正案の今国会成立を断念しました。


● 首相、検察庁法改正案の今国会成立を断念 世論反発受け (朝日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c27dc97169045dc2b2993234488a0d280d5d0aa6



 上記記事によると、「改正案をめぐり『国民の理解なくして前に進む
ことはできない』との認識で一致した。一般の国家公務員の定年年齢を
段階的に引き上げるなど抱き合わせにしたすべての改正案を、次の国会
以降に先送りする。」


 声をあげれば、政治は動く。
 強制採決させてたまるか、という国民一人ひとりの「微力」が積み重な
った結果、ほんとうに「強制採決させない」という目標は達成されました。
 この民主主義の1つの成功体験を、忘れちゃいけませんね。

 他方で、政府・与党が断念したのは「今国会成立」。
 つまり、廃案ではありません。次の国会で成立させることにした、とい
う先伸ばしです。
 また、ワケの分からない閣議決定で決まった黒川弘務氏の定年延長も、
まだそのままです。

 傷ついた三権分立を元に戻すため、自分を「鎮火」させずに、もう少し、
もう一押し、みんなで頑張りましょう。

 こんな法案、この国会だろうが次の国会だろうが、許されません。

 廃案を目指しましょう☆