2020年5月14日木曜日

強行採決に反対した泉田議員を内閣委員会から排除! 自浄作用ない自民党



元新潟県知事でもある、自民党の泉田裕彦衆議院議員。
泉田議員の下記2つのツイートをお読みください。
      ↓

泉田 裕彦 @IzumidaHirohiko
 私、国家公務員法等改正案を審議している
衆議院内閣委員です。今、一部委員退席の
ため休憩中です。検察庁法の改正案は争点が
あり国民のコンセンサスは形成されていません。
国会は言論の府であり審議を尽くすことが重要
であり強行採決は自殺行為です。与党の理事に
強行採決なら退席する旨伝えました。
 午後1:08· 2020年5月13日https://twitter.com/IzumidaHirohiko/status/1260421556334989319?s=20



泉田 裕彦 @IzumidaHirohiko

 「強行採決をすべきでない。」との声が届く
のかわかりませんが、内閣委員をはずされる
ことになりました。
 午後4:24 · 2020年5月13日https://twitter.com/IzumidaHirohiko/status/1260471000627585024?s=20



 …3時間あまりで、この展開。おそるべきスピードで、同議員が
排斥されたのが分かります。報道も出ています。


● 自民・泉田氏「採決強行なら退席」 検察官定年延長法案 (時事)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051300873&g=pol&fbclid=IwAR2yOsb8ptLM0r_z18_1OXd6VXYyy5MGOJWyAj9rYzb8kDT26R2zqBhlcA8



 「泉田裕彦氏(新潟5区)は13日、与党が同改正案の採決を強行
すれば、退席する考えを明らかにした。これに対し、自民党は『処分
の対象になる』(幹部)と警告。委員を泉田氏から別の議員に差し替
え、造反を封じ込めた。」 

 
  自らの政治信条に従って反対意見を言うと、処分される、と。
もはや自民党は“一片の常識も許されない場”と化しているようです。

 「首相のご意向」に盲従一択。反対意見はつぶすのみ。
 かつての「懐深い巨大政党」にあった自浄作用は、もうどこにも
ありません。


 この泉田議員への対応一つとっても、この政党に民主主義の政治を
託すことはできない、と思いませんか?
 これはいくらなんでもあんまりだ、と。
 たとえ法案自体に詳しくない人とでも、丁寧な議論をしようという
意見を即座に排除する姿勢はおかしい、という感覚は、広く共有できる
のではないでしょうか。

 ぜひ、マスメディアに投書してください。
 マスメディアは大きく報じてください。
 自公議員にも、その違和感・怒りを伝えましょう。あなた方に命や
生活を託すことはできない、と。民主主義の政治をかじ取りする資格が
ない、と。

◆ 国会議員いちらんリスト
https://democracy.minibird.jp/