2019年8月9日金曜日

小泉進次郎氏が閣僚候補だそうですーうわ~、とだけ報じるメディア


 菅官房長官が、小泉進次郎衆議院議員が閣僚になる資格を備えており、
「ポスト安倍」の1人だという認識を示した…という報道です。


● “進次郎はポスト安倍” 菅官房長官 (NHK)
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190809/amp/k10012028991000.html?__twitter_impression=true


 「ポスト安倍」が「首相候補」という意味であるなら、理由が
知りたいところです。
 国会での質問回数も質問主意書もゼロで、議員立法にも一度も
関わったことのない小泉氏が、なぜ「閣僚候補」「将来の首相候補」
だと考えられるのか。

 彼が国会で「全国民の代表」として職責を果たしている姿を見た
ことがあるのなら、教えてほしいのです。
 彼の姿が報じられるのは、いつも選挙の応援演説か、悪法の強行
採決の後「強引すぎるのではないか」と“苦言”を述べる時だけ。
(ちなみに、強行採決ではすべて賛成票を投じています。)


 マスメディアは、「小泉進次郎はポスト安倍の候補だと官房長官が
言うてはりますー」と、ただ"報告(垂れ流し)"ではくて、
「官房長官はそう言っているが、ほんとうに候補にふさわしいのか」
を調べた結果までを報じて下さい。

 広報ではなくて報道をしてください。

 権力を監視し主権者の「知る権利」に応える立場として。