2019年8月12日月曜日

「反日」表現の規制は当然、といい続ける吉村知事




● 吉村洋文(大阪府知事) のツイート
 @hiroyoshimura
 愛知県知事は今回の展示を知ってやったのだろう。公共たる愛知県

が主催、知事が会長となり、公権力を行使して、展示した。一方的に
反日政治活動を後押し、慰安婦像の設置、天皇の写真をバーナーで
焼き、踏みつけ。公共として責任問題にならない方がおかしい。

https://twitter.com/hiroyoshimura/status/1159101141029814272?s=12&fbclid=IwAR0rGpFDColW4yck4gVCAp5zF0H2T2MrCPzsTSi4nrxkf4ILCno8suwTzdI





 何度でも繰り返しますが、公権力が犯罪でもない表現内容に
介入し「それはダメだ」と評価することは許されません。
 その表現がいいか悪いか、評価するのは主権者国民です。
 あらゆる表現・意見・主張を見聞きして、思索し、議論し、
いろいろな人の意見・評価・感想を聞く事で、また議論が深まる。
 公権力が「これはいい、これは悪い」と勝手に評価して「悪い」
ものを排除すれば、それだけ、国民がその表現・意見を知る機会
がなくなり、議論できなくなります。その分、「自由に意見・
表現が飛び交う社会」は狭くなる。
 そうやって、民主主義はやせ細っていくのです。


 公金使ってるのだから表現規制は当然だ、という間違った感覚を
広めようとする知事の言動は、ほんとうに罪深い。
 危険だなと感じる私たちは、スルーではなく、地道に反論を発信
していきましょう。


 また、
 吉村知事は毎度「反日政治活動」とか「反日」とかいう言葉を
持ち出して表現規制を「当たり前だ!」とばかりに肯定していますが、

 そもそも「反日」って?「反日政治活動」って?
 その言葉の意味については、まったく説明がありません。
定義してみてください、と言われても、おそらく誰もできないでしょう?


 吉村知事の、「言い続ければ、市民もなんとなく『よくわかんない
けど反日ってのはいかん』と流されるだろう」という意図は伝わって
きますが、そういった敵愾心や憎悪を煽るだけの中身のない言葉を
使う時点で、為政者として(いや、人としてのかな)の資質が問われ
ます。