西日本新聞の社説をご紹介します。
●改憲論議停滞 民意の後押しがなければ (西日本新聞)
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/472163/
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/472163/
<一部引用>
憲法では改憲の発議は国会議員が担うとされている。
故に首相らは「発議は国会の責務」と強調する。
しかし憲法は元来、権力を縛るものであり、天皇をはじめ国会議員や公務員らに
憲法擁護の義務を課している。
それに照らせば、改憲論の前に、今の国政に憲法の精神が十分に生かされている
のかなど、現状をつぶさに検証する作業が求められる。野党側が下村発言に反発す
るのは理解できる。
下村氏は8日、国会審議の停滞を巡り「護憲は思考停止。現状維持で何も変え
ようとしない」とも語った。そう決め付ける「改憲ありき」の姿勢こそが思考停止
ではないのか。 <引用終わり>
「そのとおり」のひと言ですね!
下村博文議員の「日本はまだ一度も改憲していない」発言は、さきほど別のFB投稿
で取り上げましたが、「とにかくどこかを改憲することだけは決まっている」という
姿勢には、残念ながら一片の知性も感じられません。
憲法は、国民のものです。
国民が権力をしばるものです。
憲法をどうするかは、国民が決めます。