2021年4月9日金曜日

太田啓子弁護士「家族とパリテ」


 あすわか太田啓子弁護士が、パリテ・キャンペーンに寄稿しています🖊


● 家族とパリテ <パリテ・キャンペーン> https://note.com/parite5050/n/n9ec483f95569



<一部抜粋>

 (離婚事件の当事者から)詳細に聴き取り、事案を把握する経験を

重ねるなかで、社会のマクロレベルでの性差別構造が家庭というミクロ

レベルで噴出している最前線に自分は向き合っているのだとつくづく

感じさせられるようになった。

 とにかく女性には経済力がない。高収入の夫がいて、結婚している間

は安定した生活をできていても、その夫に耐えられなくなったら、貧困

に耐えるか夫の浮気や暴力、暴言に耐えるかの二択を迫られるケースが

ほとんどだ。この経済力の無さが、荒廃した家庭生活に女性を縛り付け

る足枷になる。

女性に経済力がないのは、能力や意欲がないからではない。女性が経済

力を得ること、得たあと持続し続けることがあまりに難しい社会の仕組み

があるからだ。

<抜粋終わり>


 女性が離婚したくてもできない理由の最たるものが経済力・資力、で

しょう。それは太田弁護士が書くように、女性に能力が無いからではなく、

経済力を得ながら家庭をもつことが極めて難しい社会構造だからです。

そうした着眼点をもつ議員(端的に言えば女性議員)が増えなければ、

社会構造を改革することはできません。。。


<一部抜粋>

 パリテは、社会を変えていく革命だと思う。ケア労働を当事者として

担ってきた人、現役の人が政治の中枢にいたらどれだけいいだろう。

パリテが進んだら、どれだけ、性差別解消と弱い立場に目配りした政治が

おこなわれることになるだろう。ケア労働と両立した働き方をしやすい

職場が増えるだろう。パリテが進めば家族の風景も少しずつでも変わって

いくだろう。

<抜粋終わり>


 当事者を国会に送り込むことの大切さを、多くの人と分かち合い、選挙に生かしたいですね!