選択的夫婦別姓に“慎重”な自民党有志による議員連盟が発足した、とのこと。
婚姻前の名字の氏の通称使用の拡大と周知を促すためのものだそうです。
● 選択的夫婦別姓“慎重派”が議連設立 旧姓の通称使用拡大促進へ (TBS NEWS)
今までの議論の流れを少しでもご存知だったら、この議員さんたちを
「慎重」派、と名付けるセンスはおかしいと感じるはずです。
「猛反対」と「慎重」は違います。
この議員さんたちは、同姓強制の婚姻制度への(正直いって異様なほど)
強烈な固執をみせ、人権保障と差別解消の観点から手を加えることを一切
許さない人々です。
アイデンティティの喪失に苦しむ人の声を聞こうともせず、「自分たちが
思い描く」家族観の押し付けを優先するのは、「慎重」とはちがう態度です。